
・今の会社を辞めようか迷っている
・次の会社で上手くやっていけるか心配
・どうすれば不安を解消して転職活動ができるのか
上記の悩みに回答します
まだ入社して仕事を覚えたばかりの人、自分ひとりで仕事を任せてもらうようになった人などそれぞれ。そんな中で会社が嫌になって抜け出したいと迷っているあなた、きっかけがあればすぐに辞めたいと思うも中々決断できない
自分は本当に会社を辞めて転職して良いのだろうか
そんな疑問に答えるため本記事では転職で迷う20代へ向け解決策を提示します。あなたが置かれている状況から転職するべきか在籍しておくべきかこの記事を読み進めれば自分はどうするべきか分かります
記事を読みながら自分の考えを整理していってください!
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20代の離職率は正直どうでもいい

上記は厚生労働省が発表した『令和2年雇用動向調査結果の概要』を参考にしたものです。令和2年ですから2020年のデータです
このデータから分かる離職率は20代前半(男性)29.1%、20代後半(男性)15.8%・20代前半(女性)28.4%、20代後半(女性)19.4%
誤解のないように言っておくと、このデータは正社員だけのものではありません。契約社員や派遣、アルバイトも含まれています。その点理解しておいてください
正直いま転職で迷っている人はこの離職率なんてどうでもいいんです。離職率が高いから転職する?そんなことはないですよね。この記事ではあくまで参考に出したまでですが、私自身転職のときに離職率なんて見もしませんでした。前置きはさておき本題へいきましょう
20代転職はダメ?―いいえむしろ推奨
入社してわずか数年、まだ仕事に慣れていないという人もいればある程度仕事に慣れたとい人もいることでしょう。とにかく今の仕事が嫌になって転職を考えるも不安が積もり自分は転職しても大丈夫なのかと迷うはず
結論を言うと20代の転職は全然OKです。スキルがない・資格がないならむしろ推奨します
20代なんて超若い。定年退職まで40年近くあるわけでその最初の頃に転職を考えないでいつ転職するんですか。転職は遅ければ遅いほど不安が大きいです
挑戦の幅が広い20代、この年に決断できるだけあなたはすごいんです!周りの意見も大切ですが、まずは自分がどうしたいか考えてその結果転職したいということであればそれで問題ナシ。あとは突き進むだけ
あとで後悔するよりも今踏み出すべきです
とは言え不安はありますよね?そらそうですよ、だって人間ですから。次に転職で抱えやすい不安を挙げ解決するための策を説明していきます
転職で抱えやすい不安
20代は挑戦できる年代!だからスキルがない・資格が無くてもどんどん積極的にやるべきと言ったところで現状を抜け出せないのが本音といったところでしょう
そこでまずは転職で抱く「不安」を明確にしてから対策を考えていきたいと思います
自分が転職で悩む最も大きな理由を見つけてみてください
転職の不安5つ
・スキルや資格が無いから採用されない
・新しい職場の人たちと上手くやっていけるか心配
・転職回数が多い
・給料が以前より下がるのではないか
・そもそも転職の仕方がわからない
順番に説明していきます
スキルや資格が無いから採用されない
現時点で自分にスキルや資格、経験がないから転職を考えている業界へ移動するのは難しいのではないかという不安
面接時に「この業界で活かせるものをお持ちですか」と聞かれ何も答えることが無くて焦りが生じるのは目に見えている。何か活かせるスキルがあれば面接が楽になる、そう考えますよね
仮に「~が出来ます」「~の資格を持っています」と言ったところでそれだけで採用!とはなりません。企業は総合的にあなたを判断して採用の有無を決定します



スキルや資格が無くてもアピールは十分にできます。覚えたばかりのスキルや資格を全面的にアピールしたところで他の人だってスキルや資格は持っていることでしょう。じゃあどうすればいいのか?
『経験』を全面的に押し出せ!
スキルや資格が無くて困っている人の対策としては経験を語ることで他と差別化することができ面接官を圧倒できます。経験を話して「この人面白いなあ」と思ってもらえればあなたの勝ちです
ココがポイント
新しい職場の人たちと上手くやっていけるか心配
今の職場の人間関係があまり好ましくないと転職先も同じような人たちではないかと不安に思い慎重さが増し転職に踏み込めない人がいるでしょう
このことに関しては『職場には合わない人がいるのは当然』と考えるしかありません。学生のころを思い出してください、合う人もいれば合わない人もいたはずです
仕事をする上では人との関わりを避けて通ることはできません。とはいえ我慢して嫌な人と接するのがつらいはずです。職場の人間関係を良いものにしたいのであれば最低限2つやってください
1つは「挨拶をする」、2つ目は「相手の良いところを必ず1つ見つける」
挨拶されて嫌になる人はいないでしょう。相手の良い箇所を探すというのは難しそうに思えますが実は簡単です
例えば自分に対して常に怒る上司がいたとしましょう。怒られるとどうしても気分は上がりません、しかしこの上司はなぜ怒るのか?仕事熱心・部下想いへと変換することができます
実際怒るのって難しいんですよ?怒ることも1つの才能です
転職先の人間関係が不安で迷っているのであれば先ほど挙げた2点に注目してみてはどうでしょうか
ココがポイント
転職回数が多い
すでに複数転職を重ねていて面接官に悪い印象を与えてしまうのでないかという不安
いい就職先が見つからないまま転々としている。回数を増やすことで転職が難しくなってしまうと考えてしまうかもしれませんが転職回数が多いのは強みでもあります
なぜなら転職回数が多いということはその分あなたは会社から採用されているということですよね。会社側は採用には注意を払っているわけで誰でもいいから採用しますなんてことはしません
その中であなたが採用され続けているということは誇らしいことです
今まで面接を通過できた要因を洗い出してみてください!なぜ自分は採用されたのか?何を話したのか?どこで面接官は興味を持ってくれたのだろうか?
それらを洗い出しまとめることで次の転職活動も上手くいくはずです
ココがポイント
給料が以前より下がるのではないか
仕事をする上でお金は大切です。仕事内容よりも給料を優先する人がいることでしょう。今勤めている会社よりも給与が少なければモチベーションが上がらないかも、実際転職したあとで前の会社よりも給料が少ないという人もいれば上がったという人もいます
対策としては「求人」をよく見ることです
求人には「給与○○万円」と記載されていることが多いです。これは手取りではありません。給与には税金・社会保険・固定残業が含まれています
もう一度言います!給与は手取りではありません
給与を下げないためにできる対策は求人に載っている「給与」を見るほかにもうひとつあります。少しハードルは高くなりますが、『面接時に交渉』する方法です


一次面接でいきなり給与交渉をすることはオススメできません。給与交渉は面接官から年収に関する相談があった場合、もしくは採用後の労働条件などを決定する日に行うことがいいでしょう
誤解ないように言っておくと自分からわざわざ「月収50万円にしてください」「求人の給与は低いです」なんてことは言ってはダメです。印象が悪くなります
あくまで相手から年収に関することを聞かれた場合と条件を決める日に交渉してください
ココがポイント
そもそも転職の仕方がわからない
はじめて転職活動をするからどう動いたらいいのか分からない。自分の思うままに行動すると不安で失敗してしまうのではないか、そういった方は迷わず転職エージェントを利用するといいでしょう
転職エージェントを利用すると悩みを解決してくれたり、面接の練習、強み発見を手伝ってくれます。転職エージェントを利用することにマイナスな印象があるかもしれませんが、プロのもとで勉強できるのはとてもありがたいことです
1番オススメの方法は転職エージェントを利用しつつ自分で求人を探すことです
転職エージェントで紹介してもらう企業に面接へ行くことも良いことですが、同時進行で自分から企業を探し応募する方がいいです。分からない箇所は転職エージェントに助けてもらいつつ自分で転職活動をする、一石二鳥!
ココがポイント
以上、転職における不安や悩み紹介と対策についてお話してきました。ここまで読んで共感できることがあったかと思います
不安が解消できれば転職は上手くいくのかという話を次にしていきます。転職に失敗するケースで多いのが「理由」です
ここについて次項で解説
転職に失敗するのは「理由」が問題
転職で失敗するほとんどは『理由』に問題があります。残業が多いから嫌・人間関係が最悪だった・仕事がつまらない・給与が少ない
これらは全てマイナスなことです。マイナスな転職理由を面接時に言ってしまうと面接官は「この会社でも上手くできないのではないか」とネガティブになります
マイナス面を避けながら面接をやり遂げなければいけません。しかし正直者のあなたは他の「理由」を考えることができないと思います


転職理由と志望動機を結びつける
転職を前向きに検討する人はごくわずかかもしれません。厚生労働省のデータに転職理由が挙げられています
・職場の人間関係が好ましくなかった
・給与等収入が少なかった
・労働時間、休日等の労働条件が悪かった
・仕事の内容に興味を持てなかった
他にも理由がいくつか挙げられていますが、上記で紹介したものが転職理由上位になっています
そのままの理由を面接ですると印象は良くないということは先ほど紹介した通りです。ではマイナス理由をどうすればプラスの方向へ変換することができるのか、それは簡単!転職理由と志望動機を結びつけることです
転職理由と志望動機を結びつける?どういうこと?と思うかもしれません。実際やれと言われてもわけが分からずどう考えたらいいか分からないことだと思います
例えば、前職の給与が少ないことから転職先では「給与が高い」ことを軸に活動をする場合、面接時に「給与が高い」から御社を志望しますと直接言うことは難しい。だから給与を前面に押し出すのではなくそれらを取り巻く環境をメインに話します
「前職は裁量権がなく自分の考えがあまり反映されませんでした。御社を志望する理由は自分で考え仕事をすることができます。そしてきちんと評価されるため自身の成長に繋がるためやりがいがあると感じました」
どうでしょうか?給与が高いから御社を志望しましたとシンプルな理由から具体的でプラスな転職理由が生まれました
転職理由と志望理由を一つずつ挙げてそれを取り巻くことをできるだけ多く挙げて最後に結び付けることで面接で答える内容が出来上がります。まずは理由を1つあげることから始めそのあとに具体性をあげていきます
○○な人は転職を急ぐな
今の職場が嫌で転職を迷っている。毎朝早く起きて長い時間かけ仕事へ向かいモチベーションが上がらないまま仕事をして怒られっぱなし、仕事が終わる時間は悠々に定時を超える
頭がパンクになる寸前、もしくはすでにパンク状態になっていることでしょう。会社を辞めて上司から離れたい・得意先とおさらばしたい・残業という縛りから抜け出したい
しかし一旦冷静に考えてほしい。本当にその会社を辞めていいのか
もしあなたが下記の状態であるのであれば立ち止まって考えてみてほしい
転職ちょっと待った!
・人間関係に困っている
・やりたいことが明確ではない
・今の給与が不安
・仕事が向いていない
これらの状態で転職を迷っているのであればすぐに転職を決断するべきではない。理由を紹介します
人間関係に困っている
仕事をする上で人間とのつながりは避けて通ることはできません。上司・取引先・社内の人間これらの人間関係が嫌で転職を考える人は多くいるはず
もしあなたが数年しか一緒にいないのであれば人間関係が変化するかもしれません。私の元上司に「長年勤めていれば信頼関係ができて最初に比べて仕事が楽にできる」と言われました
最初のころはお互いどういった人間か分からずぶつかり合うことは多いでしょう。しかしそういった月日が流れるたびに信頼関係が構築されていきます。いつの日かお互いあの頃はあんなだったなと懐かしく話し合うときがくるでしょう
もし人間関係に困っているのであればそれは『時間』が解決してくれます。人間関係だけに困っているのであれば我慢できるのではないかと一度考えてみてください
やりたいことが明確ではない
やりたいことが無い場合に会社を辞めると転職活動が長引く傾向があります。仕事をしている自分を想像して不安になるからです
「なんか自分だとできなそう」「イメージがつかない」「すぐ辞めてしまうかも」という風にマイナスばかり考えてしまいます
今の職場が嫌だからとにかく早く辞めてゆっくりしたいという気持ちは分かりますが、その後ダラダラしてしまう可能性があるので今のうちに考えを整理しておくことをオススメします
今の給与が不安
国税庁の調べによると平均年収は以下の通りです
20代前半(男性)277万円・20代後半(男性)393万円
国税庁:『令和2年分民間給与実際統計調査ー(第14図)年齢階級別の平均給与』
20代前半(女性)242万円・20代後半(女性)319万円
20代は活発な時です。奨学金の返済があり自由に行かないのが本音
年を重ねれば重ねるほど年収が高いのが現状(50代まで)です。例外があるとはいえ平均を見るとこのような結果になります
20代のうちに十分な給与をもらいたいと思う人は多い人は多いことでしょう。給与に不安がある人は職場の上司や先輩に聞いてみると良いでしょう
そうすることで自分がその年になったときの月収あるいは年収がわかります。今の給与がどうこうよりも将来自分の年収がどう変化するのか知ってから転職を検討するようにしましょう
仕事が向いていない
今の仕事が向いていない。だから転職したい場合
その仕事の期間はどのくらいでしょうか?またなぜ向いていないと思うのか。もし経験が3年に満たないのであれば待つべきでしょう
最初の1年は仕事を覚えて2年目に実践、3年目は反省点含めた行動。ということは1年目の段階で見切りをつけるのはオススメできません
仕事を覚えているだけですから。いや十分に働いているけど?と反感を買いそうですが上司や先輩と比べれば1年だけの経験なんてまだまだです。1年で自分の実力を決めつけるのは良くありません
先輩の上司の仕事内容を聞いてみて対処できるポイントを発見できれば十分です。向いていないことはありません。「自分ならこうするべきだと思う」「自分ならこういう考えがある
」そういう意見がでるだけ仕事を続ける価値はあります
過去の仕事を振りかえってみてください
以上○○な人は転職するな4選を紹介しました。いま転職で迷っている人がこの記事でもう一度考え直す機会ができれば幸いです
冷静になって自分の仕事振りを見返すと案外いけるかもしれないといったことがあります。もし上記に当てはまったのであれば「過去」と「未来」の両方を考え転職するかしないか決断してください
□□な人は転職を視野に入れよう
○○な転職するな4選を紹介しました。逆にこういった人は転職するべきだということを紹介していきます。先ほど述べた転職するべきで無い人の反対になるのですが、転職するべきひとは以下の通りです
・やりたい事が明確(探す求人が決まっている)
・将来の給与が分かっている
・準備ができている
やりたいことが明確、会社を辞めて転職活動をする際にどの地域・どんな職種・どの業界・希望条件がハッキリしているのであればさほど問題はありません
そこまでハッキリしているのであれば後は会社を辞める勇気さえあればOK
給与に関して上司や先輩がどのくらい貰っているのか知ることは重要です。その情報を知っているか知らないかで今後自分がその会社で働くかどうか1つの基準になります
次の職業へ向けた準備も大切です。例えば資格を取得したり、その職業に就いている人の話を聞いたり、ネットで調べる等
その業界の良いところ悪いところ、何を備えておくべきかを知り準備することで転職活動をスムーズに進めることができます。これらの準備ができていればあとは退職願を申し出るだけ
要するに情報を掴み事前に準備した人は転職活動へまっしぐらです
行き当たりばったりで退職せず今の会社のことを知り転職活動をする準備に備えましょう!
口だけ人間になるな【決断と実行】
この記事を読んでくれている人は転職に迷っている人です。自分は転職するべきなのか今の職場に居続けるべきなのか
まずは「過去」を振り返り自分の仕事振りはどうだったか見直してください。ダメだった部分だけではなく上手くいった点も挙げてください。そしてもし自分が居続けた場合、給与はどのように延びていくのか・どんな能力が必要になるのか?これらは先輩や上司に話を聞くことでまとめることができます
以上、「過去」と「未来」を含め在籍or転職を決定します
一番やってはいけないことは「転職を決めたにも関わらず在籍していること」
いわゆる口だけ人間です。自分はもうすぐ転職するから、この会社嫌なんだよねと散々周りに愚痴だけ言って行動に移さないタイプ
実際決断はできても『実行』できない人もいるでしょう。自分に自信が持てず言い出しにくいはずです。私も実際転職を決断して上司に言い出すまで3日かかりました
上司に退職を言い出す一歩が踏み出せない人は「明日実行できる退職相談へ一歩踏み出す方法」で紹介しているので読んでください
決断してから1年が経過してしまったなんてことがないよう早めに実行してください。しんどい気持ちのまま仕事を続けるのが嫌ということはあなた自身が一番理解しているはずです
覚悟を決めて退職する旨を伝えましょう
今回の記事が転職に迷う20代の人へプラスαになれば幸いです。この記事で転職を決意したという人が尚更嬉しいです
あなたの決断と実行の後押しになれることを願います
それではまた