
それとなくサイトを作り記事を公開してもGoogleAdsenseの審査に合格することはできない。対策をきちんとして効率よく通過しよう。
ブログを収益化する1つの方法、それがGoogleアドセンス。広告の表示回数やクリック数によって報酬が得られるプログラムです。
表示される広告は自動でサイトへの設置が簡易的なことから登録しているサイト運営者が多いです。
しかし誰もがAdsenseプログラムを受けられるわけではなく、審査に通過しなければいけません。ネット上では「アドセンスの審査が厳しい」「審査に数回、何十回申請したが合格できない」といった声があがっています。
私は当ブログが3つ目になります。そして3つ全てAdsense審査を通過しました。なぜ合格できたのか、それは対策を講じたからです。
今回の記事ではGoogleアドセンスの審査に合格するための対策を紹介します。Adsenseに通らなくても困っている方は実践してください。
合格に必要なことはぶっちゃけわからない、しかし…



Adsenseに絶対合格するために○○をしろと断言することはできません。理由は簡単でGoogle側は審査基準をなにも言っていないからです。
仮にグーグル側が○○すれば合格にしますと発表していればAdsense審査が厳しいという話は出てきません。明確な基準が無いからこそみんな悩みます。
これから紹介することは過去に私が3つのサイトでアドセンス審査に通過した経験と他の人の体験を基に合格に必要な要素を絞り出したものです。
もちろん本記事で紹介すること以外の方法で審査を通過した人もいます。しかしより通過率を上げるためにはこの記事で紹介する項目を満たすことが大切であると信じています。絶対ではありませんが実践する価値は十分にあります。
悩むくらいなら本記事で紹介することを実践しましょう。
審査の前に最低限守るべきこと3つ

アドセンスに審査を依頼するためには公式ページから設定が必要になります。手順に関しては後述します。
審査に入る前に備えることを3つ紹介しましょう。
・独自ドメインによるサイト運営
・ポリシー違反なし
・記事を10記事作成(2000文字以上)
記事数と文字数に関しては私の経験談になります。順番に説明します。
独自ドメインによるサイト運営
Googleアドセンスに申請するためには独自ドメインを取得することをおすすめします。はてなブログなど大手ブログの無料ドメインでも審査は可能。
私がブログを始めた2019年は無料ドメインでアドセンス審査ができませんでした。しかし無料ドメインでも申請ができるようになっています。
しかし審査通過は難しいと言えます。
やはりブログを運営するならば自身で契約したドメインを使用する方が良いです。ブログ運営はWordpressで行いましょう。カスタマイズ性が非常に高く管理もしやすいため人気です。
ブログはWordpressを使うのが理想的
ポリシー違反なし
ポリシーとは政策や方針のことをいいます。Googleアドセンスには3種類のポリシーが記載されています。
・コンテンツポリシー
・行動ポリシー
・プライバシーポリシー
コンテンツ(記事)はいわゆる、こういった記事は書いてはダメですよというもの。Adsenseヘルプに記載されているものを一部紹介します。
知的財産権の侵害
・著作権の侵害にあたるコンテンツ
・偽造品の販売または販売促進を目的とするコンテンツ危険または中傷的なコンテンツ
・動物への残虐行為不適切な表示に関するコンテンツ
・特定の個人、組織、商品、サービスと提携関係にある、またはそれらの支持を受けていると偽って示唆しているコンテンツ露骨な性的コンテンツ
報酬に従う性的行為
国際結婚の斡旋
ポリシーGoogleAdsenseヘルプ
これらは一部で他にも許可されていないコンテンツがあります。詳細が気になる方はGoogleAdsenseヘルプを読んでみてください。
続いて行動ポリシーは広告を貼る際にしてはいけないことを指しています。例えば記事内が文章よりも広告の方が多い、広告を自身でクリックして報酬をゲットするという違反行為が挙げられます。
行動ポリシーはアドセンス審査に通過した後の話なのでここでは割愛します。しかしいずれ知っておかないといけない項目であるため疎かにしないでください。
プライバシーポリシーはサイト訪問者の情報を悪用しないという旨を明記することです。これに関しては後ほど「プライバシーポリシー作成」で説明します。
Adsense審査を受けるにはコンテンツ+プライバシーに違反しないこと
記事を10記事程度(2000文字以上)公開
関連性の高い独自のコンテンツを掲載したサイトを作成してください。
Google では、ユーザーに付加価値を提供しないドメインに対して措置を講じます。
入門ガイド-GoogleAdsenseヘルプ
アドセンス審査には記事数や文字数よりも独自コンテンツが重要であるということがわかります。


ここまで見てみると独自コンテンツさえ作成すれば問題ないという捉え方をしてしまう人がいます。しかしGoogleでは以下のようなことも書かれています。以下引用を載せます。
質の低いコンテンツ
Google では、無断複製されたページや、オリジナルのコンテンツがほとんどなくユーザーにとって価値のないページを表示することでランキングに入ろうとするドメインに対して、処置を取ります。
上級者向けSEO-GoogleAdsenseヘルプ
つまり独自コンテンツを作成すればいいというわけではないのです。
例えば
・コピーコンテンツ
・記事自動生成
・語数が多いだけのコンテンツ
・内容が薄い
・無関係なキーワード
独自コンテンツに加えて質も重視しなければいけません。


質の高い記事を作成して関連性を出すためには私の経験上、最低2000文字以上10記事が必要であるという結論に至りました。
しんどい作業ではありますが根気強く取り組みましょう。
独自コンテンツ+質が審査を通過するために必要
以上、アドセンス審査に必要な3つを紹介しました。①独自ドメインによるサイト運営②ポリシー違反なし③記事を10記事(2000文字以上)作成
合格に近づけるためのすること
続いてAdsense審査の合格率を上げるであろう対策3つを紹介していきます。これは私の経験と他のアドセンス通過者の体験を基にしたものです。
・運営者情報の記載
・プライバシーポリシー作成
・お問い合わせページ設置
これら3つはアドセンス合格のために作るというよりはブログの信頼性を高めるためにやるべきことです。そして結果的にAdsenseにも良い影響が出るであろう対策です。
運営者情報の記載
固定ページで運営者情報を作りましょう。ブログ運営者はどういった自分なのか、ブログで書いていることなどを載せます。
・ブログのコンセプト
・ブログ開設日
・名前
・SNS
自身のブログをアピールしてください!
プライバシーポリシー作成
プライバシーポリシーは個人情報を取得した際の管理や利用目的を明示します。これはサイト訪問者に安心してもらうために必要なページです。
例えば次に紹介するお問い合わせではメールアドレスなどの個人情報を取得します。その際プライバシーポリシーが無いと悪用されるのではないかと不安になります。
Googleは危険と判断したサイトを評価しません。
評価を得るために「このブログは個人情報を悪用しません」と説明することでブログの安全性を分かってもらいます。
プライバシーポリシーは読者+Googleに安心してもらうために必要
お問い合わせページ設置
お問い合わせページは読者からのアクションを得るために必要です。
もし問い合わせる場所が無ければ仕事の依頼や相談ができません。初心者だから必要ないということはありません。
私は30記事程度しか公開していない時に企業から広告オファーを頂いた経験があります。もちろんお問い合わせページからの連絡です。
初心者だからどうせ連絡が来ないと悲観せずに設置しておきましょう。チャンスが訪れる可能性が常にあります。
お問い合わせのような連絡手段を作ることでグーグルから評価される可能性があります。
自身の生活を振り返ってみてください。連絡手段がないと困りますよね。
ブログの収益を伸ばすためにはいずれ問い合わせページが大切になりますので早めに作成しておきましょう。お問い合わせを簡単に作成するためにはプラグイン「Contact Form7」がオススメです。
インストール方法と設定手順はコチラの記事で紹介していますので一緒に読んでみてください。
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参考絶対必要!ブログお問い合わせフォーム作り方【Contact form 7】
続きを見る
以上でアドセンス審査に向けた準備は完了です。次は審査手順を紹介します。コード入力といった分かりにくい箇所があるのでよく読んでください。
Googleアドセンス申し込み手順
Googleアドセンスの申し込み手順を紹介します。準備するものは以下の通りです。
必要なモノ
- Googleアカウント
- WordPressブログ
- ブログURL
URL入力
・サイトURLを入力
・はいを選択
・地域は日本に設定
・規約に同意して利用開始ボタンをクリックコードを取得
利用を開始すると3つの設定が表示されます。一番右のAdsenseリンク「開始」をクリックしてコードを表示させます
Adsenseコード欄に表示されているコードを全てコピーします。そして自身のWordpressブログ管理画面を開きます。
Wordpress「外観」→コード貼り付け
WordPress管理画面から「外観」→「テーマファイルエディター」を選択します。
テーマファイルを開いて右の一覧からテーマヘッダー(header.php)をクリックします。すると左の欄にコードがずらりと表示されます。
その中から</head>を探す。見つかり次第そのコードの上に先ほどコピーしたAdsenseコード貼り付けます。一番下の「更新」を忘れずに!
WordPress内作業はここで終わり。
審査をリクエスト
アドセンスに戻り、審査をリクエストしてください。以上で手順は終了です。
審査結果はGmailに届きます。人それぞれ期間は異なりますが数日~数週間で結果が届きます。
不合格の場合は記事を見直す
グーグルアドセンスの審査結果はメール(Gmail)に届きます。もし審査に通らなかった場合は記事を疑ってください。
なぜならGoogleは質の高い独自コンテンツ(記事)を重要視しているからです。これについては最低限守るべき3つで紹介した通りです。
修正ポイント
・違反に該当する記事を書いていないか
・キーワードを決めているか
・コピーコンテンツにしていないか
・情報の網羅性はあるか
・ただ単語を並べているだけになっていないか
・記事数が1桁になっていないか
以上のことを確認してみてください。
またGoogleから審査に通らなかった問題点の詳細を見てみてください。確認方法はAdsenseサイトのアクション列[修正]をクリック→[問題の詳細]をクリック。
審査に通らない理由は必ず原因がある
私が合格したときのサイト状況
参考までに当時私がGoogleアドセンスに合格した際のサイト状況を紹介しておきます。
審査通過時のサイト状況
- 独自ドメインによるサイト運営(Wordpress)
- 運営者情報を載せる
- プライバシーポリシー作成
- お問い合わせページ設置
- アフィリエイトリンク一切なし
- ジャンルは雑記
以上が当時審査を通過したときのサイト状況です。
審査合格は2020年2月頃のこと。2年前の状況ではありますが、大きな変化はありません。

最終チェックのためのリスト
GoogleAdsenseに合格するために最低限やるべきこと・合格率を上げる対策・申し込み手順を紹介しました。
最後に審査リクエスト前のチェックリストを載せておきます。全ての項目を満たした後審査を受けてください。
チェックリスト
- 独自ドメイン取得&サイト開設
- 記事数10以上
- 1記事2000文字以上
- 運営者情報を記載
- プライバシーポリシー作成
- お問い合わせページ設置
- ポリシー違反なし
ぜひ活用してください。
【悲報】Adsenseに合格してもブログだけで生活できない


グーグルアドセンスに合格してモチベーションを上げたいという人にとってこの話は少し酷に感じることでしょう。
私もブログ初心者だった頃はGoogleAdsense通過が1つの目標になっており合格通知が届いたときは嬉しい気持ちでした。
しかしブログ3年目を迎えた今、当時のことを振り返るとあれほどこだわる必要がなかったのではないかと疑問に感じます。
過去の私はアドセンスで生活できるようになると勝手に思い込んでいました。しかしそれは誤解だと発覚。
PV数を増やすのは非常に難しいです。有名ブロガーの領域です。
この域に達するために時間をただ費やせばいいというわけではありません。試行錯誤が必要になります。
ブログ初心者の頃はPV数を稼ぐことができないです。そのため設置する意味を成しません。
にも関わらず躍起になりAdsense通過を目指す、非常に悩ましいところです。
しかしモチベーションを上げるという面では良いと思います。1つの壁を乗り越えることで次につなげる大切な作業です。
ただ、Adsenseだけで生計を立てることは難しいということを知ってもらいたくて書きました。ふーんそうなんだ程度で知っておいてほしいです。
告知:Adsense通過をサポートします

スキルマーケット「ココナラ」にてGoogleアドセンス審査通過サポートを提供しています。
対象者
・個人
・Wordpressサイト運営者
・アドセンス審査を受けたい方
・何度も審査を通過できない方
Adsenseに合格するためにあなたのブログを拝見します。他にも必要であれば記事作成やプライバシーポリシー作成、お問い合わせページ設置代行を引き受けます(別途料金発生)。
詳しくはココナラページをご確認ください。