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もしバナゲームとは?内容とやり方を簡単に説明

2021年6月5日

あなたの余命はあと半年です

医師からこのように言われたらあなたはどう思いますか?誰しもが残りの人生、終活について考えることでしょう

実際に最期を考えるとひとりでぼんやりしてしまうのではないでしょうか。今回ご紹介するのは余命わずかな自分は何を大切にしてどのような価値観で生きるのか他人と共有するゲーム「もしバナゲーム」をご紹介します

自分の価値を確認

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もしバナゲームとは

もしバナゲームは深刻な病気にかかり残りの人生が短くなった時を想定して自分の価値観や最も重要なことを話し合い共有するカードゲームです

このゲームはアメリカの法人が開発した「GO WISH GAME」を一般社団法人iACPが日本語訳したもの

もしバナゲームを始める前に

勝敗ではなく共有

ゲームと言われてつい勝敗を競うことを想像してしまうことでしょう。もしバナゲームは「人生の最期どうありたいか」を考え他人と共有することで自分を振り返るきっかけを作ります

他人の価値観を否定しない

もしバナゲームは共有することで学び気づくこと、自分の価値観を言葉にして話すことで価値観の確認が目的であるため他人の価値観を否定してはいけません

もしバナゲーム ルール

「もしバナゲーム」には3種類のゲームがあります

もしバナゲーム 3種類

・ソリティア
・ペアーズ
・4人用ルール(ヨシダルール)

この中で今回は「4人用ルール(ヨシダルール)」を紹介します。他のゲーム詳細は iACPから閲覧 できます

手持ち5枚、場に5枚

35枚のカードから各5枚のカードを配ります。配られたカードは他人には見せません、自分だけが手札を見ます

カードを各人5枚に配り終えたら場に5枚のカードを表向きで置く

順番はそのゲームで自由に決める(じゃんけん、話し合い)

1周目は必ずカードを交換

1周目は必ずカードを1枚交換しなければいけません。2周目以降から「パス」が可能です。しかし一度パスして次に自分の順番の時に欲しいカードがあれば「交換」可能です

全員パスで次に移ります

全員パスで場のカードを流し積み札から5枚並べる

全員がパスの場合、場にあった5枚のカードを流して新しいカードを積み札から5枚取り置きます

2周目以降同様に全員がパスするまでカードの交換をします

交換orパス→全員パス→場のカードを流して積み札から5枚→交換orパス 繰り返す

積み札のカードが無くなる+全員パスで一旦終了

積み札からカードが無くなり場のカードを誰も交換しなくなり全員パスでゲームは一旦終了です

手札の5枚から3枚選び理由を説明

最後に残ったカード5枚の中から3枚を選びその理由を説明します。ポイントは優先順位をつけること

なぜ他のカードではなくそのカードなのか自分の経験や価値観を入れると話やすいです

振り返り

全員の説明を終えた後は感じたことや気づいたことをみんなで語り合います。カード35枚全部を見て話し合うことも良いでしょう

このゲームは病院や地域コミュニティで使われています。「自分の人生の最終は何か」を考えることは年齢問わず大切だと思います

今の自分を見つめなおすいい機会になるため一度友達や家族とゲームをして共有することで現在の自分を見てください

参考サイト:一般社団法人iACP https://www.i-acp.org/

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