
こんにちは、エヌ(@enublog)です
「今の職場が嫌で退職したいけれど理由が思いつかない」
「上司と揉めたくない」
「退職理由を伝えて変に問い詰められるのが怖い」
今の会社が不自由なく幸せだけど辞めたいと思うことはまず無い。でも上司へ「この会社が嫌」なんてとても言えない
今回の記事では転職を考えている新卒向けに退職理由をいくつか紹介します。私は新卒で入社した会社を1年ほどで退職しました。理由はもちろんその会社は嫌だったからです
しかし退職理由を伝える際、マイナスなことは一切言わず円満にやめることができました
退職理由を考える上で重要なことは、「真実+嘘」
真実を混ぜれば有効に退職理由を考えることができすますが、正直全部嘘でも構いません。会社を辞めることが一番の目的なため理由が思いつかない場合は嘘で固めます
その代わり事前準備を万全にしておきます
私がこの記事で一番伝えたいことは万全な準備を整えて退職理由を伝えるということです
いくつか退職理由を紹介しますが、一人暮らと実家暮らしで退職理由の有効さが変わりますので注意しながら読み進めてください
読んでほしい人
- まだ転職先が見つかっていないけど辞めたい
- 退職したい新卒
- 退職理由で問い詰められるのが怖い
目次
退職は決定してから1ヶ月後
まず覚えておいて欲しいことがあります。それは退職の旨を伝えて辞めることができるのは「希望日の1ヶ月前」であるということ。つまりあなたが明日から会社に出社しなくてもいい状態にするにはその日の1ヶ月前に退職理由を伝えなければいけません
これは勤めている会社の「就業規則」によって違うため自身で確認しなければいけませんが、多くは退職希望日の1ヶ月前に言わなければいけません

これは会社側の手続きや引継ぎがあるからです。会社は法律に遵守しているため手続きが多いです
そのため就業規則には退職をする場合〇ヶ月前に申し出てくださいと明記しています。もし期間の定めがないのであれば法律上2週間で退職することができます
もし3月1日に退職したいのであれば2月頭もしくは1月中旬から1月後半の間に退職の旨を伝えます
まずはこのことを念頭に置きましょう
マイナスな退職理由は論外
先ほどの章で退職は申し出から1ヶ月かかると言いました。つまりあなたは退職が決定しても1か月間は職務を全うしなければいけません
もし会社が嫌で辞めたいと伝えればその期間とても辛い想いをするでしょう。仮に周りがなんとも思っていなくともあなた自身が新卒という立場でまだ仕事を覚えていない状態ですから居づらくなるのは当然
これを考えた上で退職理由をマイナスに設定するのは良い判断ではありません

次の章から退職理由の例をいくつか紹介します。自分に適していると思ったものを参考にしてみてください
微妙な退職理由 3つ
やめとくべき退職理由3つ
・親の介護
・家業を継ぐ
自分が病気 ★☆☆☆☆
まず一つ目は自分が病気になったために退職
しかしこれはオススメしません。会社によっては「診断書を出してくれ」と証拠を欲しがります
そして病気になったから退職ということにはなりません。有給休暇をとって様子を見ることを促す場合もあるでしょう
ほとんどの場合それが本当に退職して治すべきなのかどうかを会社が判断するため病気という理由で退職するのは候補から外すべきです
しかしこれは健康上問題なく嘘をついている場合を言います。病院で診断を受け仕事をすることが困難であると医師から言われているのであればこの理由は退職する上で通じます

親の介護 ★★☆☆☆
「親の介護をしなければならないため辞めます」という退職理由
これもあまりお勧めできません。実家暮らしと実家から遠く離れたところで一人暮らしをしている場合で有効さは変わります
相談相手によっては「実家暮らしで家に帰るんだから問題ないんじゃない?」と言い出す人がいるでしょう
一人暮らしで実家へ帰らず近辺で転職を希望している場合、会社が引っ越し費用を負担してくれると言ったら住所の開示等厄介です
この手の理由では「どういう病気なの?」「本当に介護が必要なの?」「あなた以外で介護できる人いないの?」といくつも問い詰められることでしょう
「親御さんの診断書を見せてくれ」なんて言う上司はいないと思いますが可能性が少しでもあると思うのであればこれは面倒な作戦です
家業を継ぐ ★★☆☆☆
「家業を継ぐために退職します」という退職理由は一見いいように思えます
しかしこれは本当にあなたの家族が自営業をしているときに限ります
あなたは普段の上司との会話で「自分の親は~の仕事に就いています」なんて会話をしていませんか?もし上司や先輩があなたの親が自営業でないと知っているのであればこの理由は速攻バレます
「あれ、君の親は会社員じゃなかったっけ?」なんてことが起きたらその後は気まずいだけです
もしも家族が自営業or上司や先輩が自分の親の仕事を知らないのであれば有効です
後者の人は本当に日常会話で自分の親の仕事について誰かに話していないか思い出してみてください
これは社内に限らず得意先の人も含まれます。もし誰かに話した記憶が少しでもあるのであればこの計画は無効です
有効な退職理由
おすすめ退職理由3つ
・誘いを受けている+やりたい仕事
やりたかった仕事がある★★★★☆
「大学生の頃にやりたかった仕事があります」という退職理由はおすすめ
やりたいことがある、挑戦してみたいことがあるという理由はポジティブで上司に受け入れられやすいです
しかしこの退職理由では上司からこのように言われるでしょう
「やりたかったことと違うこの会社になんで入社したの?」
高確率で言われます。それもそのはず、やりたかったことが大学生の頃にあったにもかかわらず違う業界業種を選ぶことを疑問に思うことは当然です

この返答で問題ありません
やりたい仕事を退職理由にする場合、重要なポイントがあります。それは違う業界に設定することです
もしあなたが営業の仕事をしていて総務や経理の仕事をしたいと上司に伝え退職を希望した場合「総務の仕事をしたいなら部長に言ってみるよ」と返答がくるかもしれません。これでは意味がありません。会社は好きだけれど部署が嫌であるなら良いですが会社自体が嫌なのであればこの理由はダメです
業種を変えたいから退職<その会社にない仕事を理由にする
新卒で月日が経過していないとはいえ、場合によっては部署移動や業種変更の方向性を示されるかもしれません。そのためその会社ではできない仕事をしたいという理由で退職の旨を伝えます
やりたい仕事を理由にすることが有効であるということがわかりました。しかし1つ不十分な箇所があります
「やりたい仕事に転職できるの?」ということ
① 大学生の頃にやりたい仕事があった→②やりたいことを軸に就職活動→③失敗→④今の会社に入社
上司はあなたのことを想っているため退職後すぐに転職できることを望んでいます。そのため③失敗が引っかかってしまいます
前提としてあなたは退職してから転職活動をします。仮に今の仕事をしつつ転職活動をして転職先が決まったという設定にした場合
これを言い通すにはあなたに時間があることが前提です。残業が多く転職活動をする暇がないのであればそれを上司が知らないはずがありません
「転職活動する時間あった?」なんて問われると言い返すことが困難
そこで「やりたい仕事をしたいから転職活動」に一つ付け加えます
誘いを受けている+やりたかった仕事★★★★★
完璧です。やりたい仕事を退職後に探すのではなく、退職後すぐに転職できる状態かつやりたい仕事を全面的に押します
転職活動で失敗しないため上司の不安は消えます。さらにやりたい仕事(ポジティブ)でいまの会社ではその仕事ができないということに上司は納得します



[st-kaiwa4]転職できるの?[/st-kaiwa4]
[st-kaiwa-enu r]先輩のお誘いを受けました









いかがでしょうか。前向きな意見を保ちつつ上司を不安にさせず会社に迷惑をかけない素晴らしい退職理由です
しかしこの会話は一部で実際にはいくつか質問されます。その際に答えられるように事前準備が必要です
何を準備するべきかは別記事で紹介していますのでそちらを参考にしてください

まとめ:双方が納得いく退職理由が良い
やりたいことがあるという退職理由は新卒だからこそ有効に働きます。たんにやりたいことを理由にするのではなく退職後確実にその仕事に就けるという状態が最もよく上司も認めてくれます
やりたいことを遮る人はいません。前向きに話せば上司や先輩は頷いてくれます
あなた自身も転職先が決まっていなくともその会社を円満に辞められるのであればそれに越したことはありません
あなた自身そして会社の人間が傷つかない退職理由を紹介しました。これは嘘でも構いません。結果的にお互い良い気分で終えられるのですから
今回の記事をぜひ参考にして退職理由を考え構成してみてください
新卒のあなたが早めに決断できることを願っています。ありがとうございました