新卒/第二新卒

退職するべき?新卒で仕事を辞める前に考えてみること4選

2021年7月10日

仕事を辞めたい思ったときに考えること4選

こんにちは、エヌ(@enublog)です

「こんなはずじゃなかった」「仕事はもっと楽しいものだと思っていた」「すぐにでも退職したい」

新卒で入社して嫌なことが連続して起きることは当たり前。辞めたいけれど先が不安でどうしたらいいのかわからない、上司や同期に非難されるのではないか

仕事のストレスが日々募っていくばかりで行動できない

退職を考えるとそればかりが頭をよぎり集中できないことでしょう。しかしその悩みは本当に解決できないのでしょうか?「退職」の1つしか解決策がないのでしょうか

もし考え方を少し変えてみれば意外と物事は良い方向へ進むのではないでしょうか

今回の記事は私の経験も踏まえて今のあなたは本当に退職するべきなのかどうか悩み別で解決策を私なりに考えてみました

結論、仕事内容自体が嫌なら即辞めるべき。人間関係や勤務時間で悩んでいるのであればすぐに退職を考えるべきではありません

読んで欲しい人

  • 将来が不安だからやめたい
  • 給料が安いから辞めたい
  • 人間関係がうまくいかないから退職したい
  • 仕事内容が嫌だ

あなたの解決した悩みはどれ?

退職を検討する際悩みとして大半は以下の4つ

悩み4つ

・仕事内容
・勤務時間
・給料(お金)
・人間関係

この4つの中であなたが解決したい悩みはどれですか?

私の場合は仕事内容で悩んでいました。また私にとって仕事の優先順位は仕事内容・勤務時間・給料・人間関係です

仕事内容に重きをおいて人間関係に関しては悩んでいませんでした。最終的に私は仕事<ブログをやりたいという気持ちで新卒入社約1年で退職しました

この4つの悩みの中であなたが悩んでいることを順に置いてみてください

仕事内容

私は商社の営業として仕事をしていました

得意先とメーカーの仲介をしており得意先へ商品の提案をしていました。覚える商品の数が多く残業もありました。それに加えお金の管理もしていました

一方向だけの管理だけでなく得意先とメーカーそれぞれで支払いと振込がきちんとされているかどうかのチェック

仕事内容で悩んでいて別の仕事がその会社でできるのであれば部署移動の検討もいいでしょう。営業・人事・経理・企画・開発など

しかし新卒の場合いきなり業務の変更はほとんどないでしょう

例えばあなたが「営業」として就職して半年後くらい経過したときに経理に移動したいと思っても聞き入れてもらうことは難しい

人数の関係はもちろん、会社側として「営業職」として雇ったにも関わらず経理へ行きたいと言われると研修した意味がありません。人が足りていないから採用したわけで人数を削って足りている業務を任せることはしないでしょう

しかし退職されるくらいなら業務の変更を承諾してくる可能性もあります。もし違う業務がしたくてそれが会社にあるのであれば退職相談の際に言ってみるのも良いです

メモ

・会社内にやりたい業務がある→相談する価値あり
・会社にやりたい業務が無い→転職検討

勤務時間

私の場合、勤務時間は朝9時から18時まで。残業は平均1~2時間ほどでたまに3時間ということがありました

営業職のため日中は外出して帰ってから事務作業

外出時間が長ければ長いほど残業時間は多くなるというものでした

次の日の仕事量は不明瞭でその日に終わらせられる仕事は済ませておかないと次の日に痛い目に遭います。副業でブログをしていたということもあり残業時間を減らしたいというのが本音。そこで私がとった手段は上司に救いを求める

新卒でまだ仕事に不慣れなのは当たり前。私は残業時間を増やしたくなかったので上司に聞いていました

上司は聞けば教えてくれました。私の悪かった点と次に生かすための行動を教えてくれるため改善もできます

私の部署の上司は教えてくれない」と嘆く人もいるでしょう。後述で人間関係について書きますが、アドバイスを全くしてくれない上司もいます

勤務時間で悩むのは仕事量の多さによる残業

自分の能力では時間内に終わらせることが不可能で残業時間が増えてしまう

「時間管理」や「効率」に関する本をたくさん読み様々なアプローチを試したが残業時間は減らない

残業時間が多いから退職を考えている人向け解決策

  • 上司・先輩に相談
  • 感情論の解決策しか言わない
  • 自分で一度残業時間を短縮できないか考える
  • 思いつかない
  • 本などで調べ実行してみる
  • 上手くいかない
  • 3~5を繰り返す
  • ダメ
  • 我慢もしくは転職検討

解決策は上司に相談or自分で繰り返し効率化を目指すの2つしか無いと思います

そもそも新卒で仕事が不慣れなためその分残業時間が増えるのは当たり前です。頼れる人がいない、自分で考えてダメなようであれば転職することが望ましいかもしれません

給料

3つ目の悩みは給料

新卒で今の給料は安いと感じているあなた。そこでまずは新卒の給与の平均を紹介します

2020年の厚生労働省の調査によると大卒の初任給平均額は226000円。ここから保険等が引かれるため手取りは18~20万円ほど

私も概ねこのあたりの給料をもらっていました。あなたはどうでしょうか

ちなみに電気・ガス・水道などの産業や金融、保険は比較的給料が高いです

新卒で給料が低いかどうかは平均を参考にするといいでしょう。もしこの平均以上もらっているのであれば新卒として十分だと思います

しかし平均を大いに下回っていて困っているのであれば転職を検討することもいいでしょう

キーちゃん
第二新卒で転職する場合給料はどれほど上がる?

転職エージェントのdodaの調査によると、22~25歳の平均年収は310万円となっています

結果からわかるように転職することで必ずしも年収が上がるというわけではありません。給料が上がる可能性があれば下がる可能性もあるのです

少しでも年収を上がるためには自分の能力を伸ばす必要性があります。自分の適性を把握して長所を伸ばすこと

<自己分析におすすめ本>

ストレングス・ファインダーは34の資質の中からあなたの長所はどれかを教えてくれます。「強みの心理学の父」として表彰されているアメリカのクリフトン博士が40年に及ぶ調査と研究によって生み出されたものです

就職活動の際に質問に答えて自己分析をしたようにストレングスファインダーでは細かな自分の資質をしることができます

人間関係

人間関係の構築は本当に難しい

上司に好かれようとか得意先からできる人間だと思われたい、欲を言えば全員から良いように思ってもらいたい

これは不可能、というより自分でコントロールできません

どんな人でも賞賛してくれる人もいれば批判してくる人もいる

表面上ではあなたを賞賛していても実際は良いように思っていないといこともあります。だって仕事だから、、社会ってそういうものだよねと言うしかありません

キーちゃん
人間関係どうにかしたい

もし今の会社で人間関係が一番の悩みで自分に合っていないのであれば転職するか我慢するか、自分の行動を変える努力してみるか

周りが助けてくれるのを待つより自分から行動を起こすことの方が簡単で早い

しかし早すぎる決断は良くありません。例えば自分に厳しくしてくる上司が好きでない場合

実は上司は嫌々厳しくしているという事実があるのです。会社の方針上そうしなければいけない等

人間関係で悩んだときに考える

・一方的な考えで判断していないか
・相手の立場になって考えてみる

自分が変わっても周囲は変わらない、自分にはどうすることもできないようであれば転職を検討。自分の健康を害して耐える必要はありません

次の章では私の友人の事例を取り入れて話をしていきます

怒られる毎日で残業も多いが、給料が良い(継続)

A君はメーカー勤務

入社後本社で3か月研修。ビジネスマナーと商品の知識を徹底的に教え込まれる。その後は各事業所に振り分けられ業務に励む

上司に同行することはなくエリアを与えられ毎日車を走らせ商品の提案をする

アポなしで商品を売りにいくこともあります。話を聞いてもらえず、訪問するところで「帰れ」「いらない」の繰り返し

やっとの思いで商品の説明を聞いてもらえても新卒で商品の知識が乏しいため質問に対して十分な回答ができない。お客からは「メーカーの人間のくせにそんなことも分からないのか」「何も知らないな」と怒られる

A君は外で散々怒られた後会社に戻り上司に問い詰められる、「なぜ1日あって商品が一つも売れないんだ」「サボってきたんじゃないか」その後もお叱りを受け事務仕事をする頃には外が真っ暗

A君の場合仕事における優先順位は給料です

そして仕事内容・勤務時間・人間関係へと続く。A君の給料は新卒の平均年収よりもはるかに高いです。A君には給料以外の不安要素は給料のおかげで打ち消してくれている様です

A君は人間関係は徐々に構築していくものと考えており上司は自分の成長のために厳しくしているとポジティブに考えることで悩みを和らげています

優先順位
1.給料
2.仕事内容
3.勤務時間
4.人間関係

給料は普通、悩みは多いが仕事が好き(継続)

B君は学校の先生

中学生の頃に人に勉学を教える先生の姿を見て自分も学生に勉強を教えたいと思い学校の先生を目指し見事自分の夢を叶え生徒に勉強を教えています

夢に見た先生という職業。しかし現実はとても大変なもので生徒の学校生活の悩み解決、勉強資料のまとめ、行事管理等

1日で作業を全て終えることができず休日出勤もするようになりました。つらい日々を過ごしているB君ですが、勉強を教えられる喜びが何よりも重要で他のことは十分に我慢できています

優先順位
1.仕事内容
2.人間関係
3.勤務時間
4.給料

給料は普通、人間関係に苦しむ(転職)

C君は車のディーラー

お店で修理の案内や新しい車を勧めています。月のノルマがありそれ次第でボーナスが変動

店舗内の競争は激しくお客が訪問してきたとしても接客は上司が行うため自分の番がなくほとんど事務仕事をしている状態

店舗内の人数が少ないためわからない箇所があっても聞く相手がいない

上司や先輩のサポートで残業が増える

C君が車ディーラーに就職した理由は車以外に興味を持てるものがなく消去法で仕事を選択

車が嫌いというわけではないので知識を増やすことに抵抗はないが社内環境や人間関係で苦しむ場面があり転職を決意

優先順位
1.人間関係
2.仕事内容
3.給料
4.勤務時間

人間関係・勤務時間は自分次第

人間関係と勤務時間に関しては自分でコントロールしなければいけません。面接官が「うちの会社はみんな優しいですよ」と言っても信じられるはずがありません

実際に入社して一緒に仕事をしてみないと人間性はわからないもの

勤務時間に関しては募集要項に何時までと記載があっても自分の仕事の進捗状況で残業が決まり必ず定時に退社できるとは限りません

公務員は定時に退社できるということを聞いたことがあると思いますが、それは人によります。残業している職員がいるのは事実

もしも人間関係と勤務時間が優先順位の上位にあるのであれば転職したとしても必ずそこが良いという保証はありません

キーちゃん
そんな無責任な!

キーちゃん
一体どうすればいいの

優先順位を下げるしかない
エヌ

冒頭「仕事内容が嫌なら即辞めるべき」と言いました、結局のところどんなに過酷でも自分が続けられる仕事を選ばなければいけません。大変でもその仕事が好きかどうか、継続できるものかどうか

他人に任せるのではなく自分の考えた結論で責任をもって選択しないといけません。つらいのはもちろんですが他に方法は無いと思います

仕事内容・給料は事前にわかる

仮に転職を決意した場合、人間関係や勤務時間はわからないものの仕事内容と給料は細かくチェックできます

転職エージェントを活用するも良し自分で会社のホームページやロコミサイトをチェックするも良し

転職エージェントの利用+自分で細かくチェックが一番オススメです。自分の確認だけだとわからない点を転職サイトや転職エージェントを活用して補う型で利用

もちろん勧められた転職先を断ることができますので情報収集の一環として活用するのも大いにアリです

まとめ 耐えられないなら辞めよう

私個人的な意見として仕事内容が嫌であるなら即退職するべきです。次にやりたいことがあろうがなかろうが辞めるべき

やりたいことが見つかっていないのであれば見つかるまで我慢できる仕事をすればいいと思います。それが契約社員、派遣社員、アルバイトなんだろうと構いません

嫌々その仕事を続けるくらいなら辞めて我慢して続けられる仕事を選び自分のやりたいことを考えていけばいいです

私は社内環境が恵まれていた方だと思っています。しかし当時の仕事より、「サイトを運営したい」「記事を書きたい」「自由に何でもやってみたい」という気持ちが強かったため入社一年で退職しました

やりたくないことを我慢するよりもやりたいことに挑戦してみる一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか

この記事が転職を考えているあなたのためになっていれば幸いです。ありがとうございました

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