
好きなことばかりを書いても稼ぐことはできない。頭ではわかっているつもりなのに書けない、ネタが思いつかない。それは単に仮病である。
ブログ開設以降、好きなことばかり書いているとある日から「このままではダメなんじゃないか」と思い始めます。
理由は“ユーザーに読まれない”からです。
収益化を目的としてブログを始めているのであれば読まれることが最初の一歩です。読んでくれる人が少なければ稼げる金額も低くなります。


ブログを通じて稼ぐために読者を意識した記事を書けばいい、単純な話だがこの作業は難しい。
「ネタが思いつかない」
「読者を意識しすぎて手が進まない」
「そもそも何を書けばいいのかわからない」
今回の記事では、原因を探りどうすればネタ切れにならないのか・書けるようになるために何をするべきなのか解決策を紹介します。
書けない原因を3つに分類してみた

まずネタがない・記事が書けない原因は何かについて考えます。細かいことを挙げるとキリがないため大きく3つに分類してみました。
書く前:ネタがない、構成を作れない
書いている最中:表現の仕方がわからない
書いた後:読者が満足するか不安、批判が怖い
ブログ記事を書けない原因は主にこれら6つです。さらに深堀していきます。
書く前の悩み
ブログ記事作成のスタート時点、ここでつまづく人がやはり多いです。
「自分は何を書くことができるのか」
「その分野を少し知っている程度だから書くのを辞めようかな」
記事を書くためにはまずネタ(キーワード)と構成がなければいけません。ではどうすればスタートダッシュが上手くいくのか解説していきます
書く前の悩み
・ネタが無い→キーワードを洗い出す
・構成を考えられない→「型」を作る
【重要】ネタが無い

記事を作成するためのネタが全く思いつかない、実は単なる思い込みである可能性があります。
ネタは世の中にたくさん存在しています。にもかかわらず1つも思いつかない、非常に良くありません。
多くのネタから書けるものは何か、消去法で使い探していく。なんでもかんでも理由をつけてすべて削除してしまい結果ネタが無いということになります。


→解決策:キーワードを洗い出せ
自分が書けるかもしれないネタを発掘するために検索エンジン上に存在しているキーワード(ネタ)を収集する必要があります。
ネタを多く仕入れて選択!そのために利用するツールが「ラッコキーワード」。
ラッコキーワードを使うことでGoogle上のキーワードを知ることができます。

例えば「ブログ」と入力するとキーワードが911個ヒットします。「ブログ ○○」、「ブログ ○○ ○○」のように
出てきたキーワードから自分が書けるものをExcelやGoogleスプレッドシートに入力していきます。細かなキーワードの選び方は「ブログ初心者向けキーワード選び」を参考にしてください


ブログ初心者で実績がない、文章もまともに書いてこなかった人は書くことをあきらめていしまいます。
ブログは記事を書かなければ意味がありません。後ろめたさを感じることはありますが、耐えて記事を書かなければいけません。そのためには多少無理が必要
「1記事に時間がかかるからめんどくさい」「調べるのがしんどい」と言わず突き進みましょう
ココがポイント
構成を考えられない
ラッコキーワードを用いてテーマが決まれば次にすることは“記事構成”
ブログ初心者がやりがちなことはテーマ決定後いきなり執筆を始めてしまう。記事を完成させることを意識するあまり急いでしまうことが原因です。
そもそもなぜ記事構成が必要なのか、それは考えを整理するためです。いきなり執筆を始めてしまうと自分勝手な記事になってしまい結果誰も読んでくれません。


→解決策:「型」を作る
ブログ記事の構成を考えられない。それを解決するためには「型」を作ればOK!

記事は大きく、「導入文・本文・まとめ」に分かれています。各々で何を書くかを決めておけばスムーズに構成が仕上がります。
例えば導入文には記事テーマの結論を書く。もしくは記事内容をまとめるといったことが良いでしょう。
導入文はユーザーが最初に見る箇所です。そのため記事を読むメリットや記事でわかることや解決できることを提示するとユーザーは記事に何が書かれているか理解できます。
本文について、ブログ初心者はまずPREP法を知っておくと便利です。
PREP法
(1)結論
(2)理由
(3)具体例
(4)結論
1→4の順番に書いていきます

書くことを決めれば後はそれを深堀して本文を完成させるだけ!
まとめの部分については導入文と本文含めわかりやすくすることで読者は納得して記事を読み終えます。
書いている最中の悩み

ブログ記事が書けない原因の中間地点「書いている最中」。これについて対策を考えていきます。
1番多い悩みはどう表現すればいいのか、言い方を換えるとどう書けばいいのかだと思います。


どう表現すればいいのかわからない
表現の仕方がわからない。書き始めたとしても納得がいかず消してまた入力、ずっとそれらを繰り返し記事が完成しない、
納得がいかず微妙な出来栄えで記事を公開する、そんな経験をしている人は多い思います。
ただ、覚えておいて欲しいことは文章や表現を正確に評価することは難しいという点。
読む人によって心の動き方は異なります。あなたの書いた文章に揺さぶられる人もいれば全く響かない人もいます。そのため完璧に文章を評価することはできません。



→解決策:1人のために力を注ぐ
書き方がわからない、その原因は万人受けを意識しているからです。「ああ言えば反論される、だからこれを書いておこう」といったように多くの視点に立ち考えてしまう。
ブログ記事において八方美人になる必要はありません。
1人の読者のために書けば良いんです。過去の自分に向けたものでも構いませんし想定した読者でも大丈夫です。
おすすめは“過去の自分に向けて書く”です。
「自分はどんな悩みを持っていたのか」
「悩みに対してどういう考えを持っていたのか」
「何を解決すれば自分は満足するのか」
ココがポイント
過去の自分を納得させる文章を書けば自ずと記事が完成されます。まずは自身の頭の中を整理するところからスタートしてみてください。
書いた後の悩み
続いてブログが書けなくなる原因、ブログを書いた後のことが気になる点について考えていきます。
・読まれるか不安
・批判が怖い
上記の不安を考えてしまうが故に記事作成をスタートできない。もしくは書き始めても途中でやめてしまう。
読まれるか不安・批判の悩みを解消するために解決策を提示していきます。
読まれるか不安

読まれるかどうか問題については2つのケースがあります。
読まれるか不安になる時
・書く前で不安になり諦めるパターン
・公開後に読まれないパターン
まず、書く前に「この記事は本当に読まれるだろうか」と悩みやめてしまうケース、
悩むことは悪いことではありません。書くのを辞めて良いケースもあれば勿体ないことをしているケースもあります。しかし読まれるかが不安で記事執筆をやめるといつまで経っても前に進めません。
10個のネタ候補があるのに9つ諦めて1記事だけ執筆なんてことになれば当たり前ですが公開される記事は1つしかありません。
多ければ多いほどチャンスが訪れる確率が高いということを念頭に置きましょう。
ココがポイント
問題は記事を公開したにも関わらず読まれないパターン。
ぶっちゃけこちちの方が精神的ダメージを負います。


→解決策:SEOを勉強
当ブログの流入9割は検索エンジンです。検索エンジンではなくSNS集客をメインにしている人もいます。
ブログは主に記事を資産として運営するべきだと考えています。なぜならブログの目的は放置して収益化することだからです。
SNS集客がダメだということではありません。収益を伸ばすためにソーシャルメディアは重要な役割を果たしてくれます。
結局のところ両方大切というになりますがSEO対策を疎かにすると集客は絶望的です。



SEOの勉強方法をいくつか挙げます。
SEO勉強方法
・WEBサイト
・書籍
・動画(youtube)
・資格
これらの中でブログ初心者が最低限のSEOを学ぶためには「資格」がおすすめです。
WEBサイトや動画ではSEOの基礎を省いていることがあります。そのため初心者だと理解しにくい部分がでてきます。背景など基礎を知るために資格勉強は有効です。
SEO資格第一歩としてSEO検定4級を受験すると良いでしょう。
試験料や学べる内容、実際に受験した人の声は「【2022版】SEO検定とは?合格率・独学・将来・口コミ」で紹介しています。
もしSEO検定を勉強するのであれば必ず4級から始めてください。理由は別記事で述べています。
ココがポイント
批判が怖い

最後は記事を公開したあとの不安「批判が怖い」から書けないケース
自分が書いた記事が間違っている、読者から批判の声が挙がる
例えば「その意見は間違っている」「~という点でそれはおかしい」といった場合、指摘を受けるのが嫌で書くことをためらってします。


→解決策:気にしなくていい
批判を恐れて記事を書かない、好かれる記事だけを書きたい。これは正直無理な話です。
どんなに詰めて書いたとしても何かしら批判の声は届きます。世の中意見は様々ですし人により感じ方は異なります。
逆に完璧な記事で批判が一切ないものを見たことがありません。
つまり気にするだけ無駄なわけです。
批判が気になるならブログを辞めればいい、それだけの話です。しかしブログを辞めたくないですよね?であれば続けるしかありません。
批判前提でブログ記事を書かないと一向に作業は進みません。スイッチを押して取り組みましょう。
ココがポイント
ネタさえ見つかれば8割解決

記事は文章が大切と思う人は多いです。もちろん重要ではありますが、それ以前にネタを決めなければ書くことはできません。
料理を思い浮かべてください。献立を決めずに料理を始めるひとはほとんどいないはずです。
例えば、今日は「オムライス」を作ると決めたら卵・鶏もも肉・玉ねぎ・牛乳・バター、塩、コショウを準備します。

作るものが決まって初めて料理がスタートするわけです。料理の腕前(記事を書く)は次の段階の話。
誰しも文章は書けます。であればキーワード(ネタ)さえ決まれば作業するだけ!ブログ記事が書けないという問題はほぼ解決されます。
ココがポイント




強み・好きから離れてみると意外と書ける
「ブログ記事のキーワードに困っています」という悩みに対して強み・好きなことから書けばいいとアドバイスを受けた経験がある人は少なくないと思います。
自身も記事テーマに困っている頃は好きなことから記事を作成していました。その結果どうなったかと言うと読者が全く訪れませんでした。

「好きなことを書いて読まれない」か「好きではないことを書いて読まれる」あなたはどちらがいいですか。おそらく後者を選ぶことでしょう。
問題は興味が無いことを書けるかということ、
答えは書ける。むしろ好みでないテーマの方が書けます。その理由を説明するために好きなネタを書くときに行き詰ってしまう原因を探りたいと思います。
好きなキーワードで記事を書くのに行き詰ってしまう原因は何か、それは好きもしくは強みだと思っているからです。
自分はその分野に精通している、だから良質な記事を書かなければいけないというプレッシャーを受けています。もしくはその分野が他に比べて少し知っている程度だから不安といった具合。
つまり勘違いをしているということです。
それに比べて知らない分野の記事は万全の準備で作成できます。
ほとんど知らないためいつも以上に考え調べ上げたうえで記事を書きます。知っている分野の場合は知ったつもりになっているので深く調べ上げずそのまま書いてしまいます。
まとめ
・知っている分野→自分の知識と照らし合わせるだけ
・あまり詳しくない分野→疑問点が多く深堀して考える
記事を書くためには時間が必要になります。最初のうちは我慢するしかありません。



YMYLは避けよう

YMYLとはGooogle検索品質評価ガイドラインに示されている言葉です。なにかと言うとグーグルが側がお金や健康など人生に影響を与えるジャンルのコンテンツは厳格に評価するというものです。
YMYLジャンルの記事は専門家や信頼されている機関が提供するべきと考えられています。
例えば医療に関して、専門家ではない素人の人が書いた記事は信憑性の判断が難しい。仮にGoogleがそういった記事を上位に表示させて読者がそれを信じた結果、悪影響が出るとグーグルの評価は下がってしまいます。
そのためGoogleはYMYLジャンルを厳しく評価します。
つまり個人がYMYLジャンルで上位表示を狙うことは難しいということ(参考:Google検索品質評価ガイドライン)

診断結果:仮病です。作業する時間を増やしましょう

「ブログネタを考えられない」「記事が書けない」「思いつかない」などブログ記事の悩みについて診断しました。
診断結果は仮病、時間を費やしていないということになりました。
ネタが見つからないのは単にキーワードを探していないからです。「いやいや自分は十分考えている」と反論したくなるかもしれません。しかしそれでは足りないんです。
キーワードは決めたけど構成が考えられない、それは突き詰めて考えれていません。
結局のところ“時間”をどれだけ使うかが重要になるということがを当記事で理解して頂けたかと思います。
記事が書けない・ネタに困る悩みに関する解決策は述べてきました。まずはそれらから始めてみてください。
当ブログではWebライターで収入を得る方法やブログ運営に必要なもの、ブログで稼ぐノウハウを紹介していますのでぜひ他の記事を読んでみてください。
それではまた